ありがとうって、有難うっていいですね。
「先日の披露宴で、この写真見て下さい」
って、ニヤニヤするスタッフ。
ええ写真やなー、
えっ!
ありがとうやし、寿やん!
ええ言葉やな「ありがとう」って
祝詞で、大和ことばで、
ありがとうって感謝を伝えるのは
なんと伝えるのかな?と気になり
調べてみると。
古語辞典に、そのまま、「有難し」と出てくる。
『有ることを欲しても、なかなか困難で実際には少ない。
無いの意味。稀なことを喜ぶ尊ぶ気持ちから、現在、
今日の「ありがたい」という感謝の意味に移る。』
=無い、ありえない。が古来からの意味。
今の感謝の意味と少し、違うのかも
祝詞は、称へ辞(たたへごと)をへ奉る
この「称へ(たたへ)」は満ち足りるようにする。一杯にほめあげる。
「辞(ごと)」は言葉。『称へ辞をへ奉る』は、
「満ち足り、本当に満足でございます、感謝致します。」
と言う感謝申し上げるの意味になる。
忝し(かたじけなし)
これも、古語辞典には、「容貌が醜い意味から、人前でみっともない。
恥ずかしいと言う意味。転じて、相手に失礼と思い恐縮する気持ちを
言う。ここから、ありがたい。もったいない。となる
やはり、謙虚というか、優しく控えめな感じになるのか
いやむしろ、意味的に深いのだと思う。
ありがとう。という言葉は、日本人の奥深い心の中の感謝が
意味に含まれる、本当に美しい言葉です。
大好きな言葉です。