婚礼衣装 ~色打掛~
○色打掛とは?
白無垢同様、一番上に羽織る着物の一種のことで、白以外の色でつくられた着物です。
赤や緑、金銀など華やかな色が入っているものが多く、白無垢からのお色直しにオススメです。
もとは白無垢より格下とされていましたが、
現在では白無垢と同格の衣装として婚礼や披露宴に用いられています。
○なぜ赤が多いの?
日本の三原色である「白・黒・赤」のうち、赤は太陽の色・生命の色とされており、
厄除け・魔除けの色とも言われています。
白無垢(白)から色打掛(赤)にお色直しをすることで、
白無垢:生ま育った家を出る=一旦、死ぬ
色打掛:嫁ぎ先の家に入る=新しい家で生まれ変わるという表現になります。
未来の幸せを祈る、新しい人生の門出にふさわしい着物ですね。