4月17日 今日は芝東照宮の例大祭の日です。
和婚ネット芝店は、毎年、氏子としてお祭りに参加しているのですが、
今年はコロナウイルスの影響で神職さんだけでの斎行となりました。
芝東照宮はもともと増上寺の御社殿でした。徳川家康が還暦を迎えた際、その記念として寿像を作りました。そして死去に際して、この寿像を祭祀する社殿を増上寺に作るように遺言しました。この社殿は安国殿と呼ばれ、これが芝東照宮の起源です。
3代将軍家光の時代に新しい社殿が作られ、その後、移転改築され豪奢な社殿が整ったそうです。
明治時代の神仏分離令により増上寺から切り離され、芝東照宮となりました。しかし昭和20年の東京大空襲により、寿像と神木のイチョウを残し全て焼失してしまいました。
現在の社殿は昭和44年に再建されました。
寿像は東京都江戸東京博物館に複製が保管されているそうです。
御神木のイチョウは境内に植えてあり、参拝に行くと見ることができます。
300年以上の歴史を持つ立派なイチョウの木です。
外出自粛要請が落ち着いたら、是非見学してみてください!!