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注連(しめ)縄

東京 2021.07.10

 

神社に行くと注連(しめ)縄を目にします。神社の門やご社殿、大きなご神木に巻かれたりもして、ありとあらゆるところで目にしますね。

この注連縄には、神様を祀るのにふさわしい神聖な場所であることを示す、という意味があるそうです。神様の領域と現世を分け隔てる結界として、不純な物が入ることを防ぐ役目があるそうです。天照大神が岩戸隠れをした際に、岩戸から天照大神を連れ出した神々が、もう岩戸に入らないように、と岩戸に注連縄をつけたことに由来があるそうです。

確かに、神社の社殿や社務所の入り口につけられていることが多いですね。

和婚ネットは芝東照宮社務所内で営業しておりますが、その入り口にもしっかりと注連縄がついています。

また、注連縄には、白いギザギザの紙がついています。

これは、紙垂(しで)と言って雷を表しているそうです。

なぜ雷なのかというと、落雷があったところは稲が良く育つと言われていることに由来していて、カミナリ=神鳴りで神様の力を表しています。

注連縄についている紙垂が、悪いものを寄せ付けないように、神様の力で神聖な場所を守ってくれています。紙垂はお正月の鏡餅や、横綱の化粧回しにもついてますね。あのヒラヒラした紙は何だろう?と今まで何気なく見ていましたが、実は神様の力を象徴する大事なものだったんですね。

注連縄がついている場所に入るときは、その先に聖域が続いているということを意識して立ち居振る舞いに気をつけて行きたいですね。