赤坂の地名の由来は、
「茜草が茂っている坂」
から「赤根坂」そして「赤坂」
になったそうです。
その語源となった茜草を
赤坂氷川神社さんは、境内にて
大事にお育ててると先般、
禰宜さんにお聞きしました。
紀州徳川家の屋敷跡に、
現在赤坂御用地として
宮家がお住まいに
なっておられます。
この紀伊國坂の辺りを「元赤坂」と呼び、
赤坂氷川神社の氏子域となります。
赤坂氷川神社は、『暴れん坊将軍』
の名で有名な、八代将軍徳川吉宗公建立
の御社殿になります。
東京都指定有形文化財になっている
御社殿、釘一つ打つこともできません
境内には、江戸時代から残る鳥居、
狛犬、灯篭、すべてが、永い時を
刻んできたのだと歴史を
感じさせます。
この歴史たっぷりの文化財
赤坂氷川神社さんで神前式を
挙げると言うのはとても
素敵な事と思います。
アクセスも地下鉄千代田線「赤坂」駅から徒歩7分、
日比谷線「六本木」駅より徒歩8分と好立地にあります。
新郎新婦様をはじめ、ご参列の皆様にも交通の便を喜んで頂けます。
まさかこんな都会の真ん中にこんな木々緑一杯の中に、歴史的な御社殿があるなんて!と
神社に初めて来られた方は、皆さん同じようにおっしゃいます。
都会の喧騒を忘れさせてくれる鎮守の森の中の神社です。
赤坂氷川神社の特徴
赤坂氷川神社の特徴として3つあります。
1つは、文化財の御社殿
赤坂氷川神社の御社殿の中に入って一番感動するのは、
江戸時代から時間が止まっているのではないかと思わせる
ほどのレトロ感。天井の柄、鳥や花が華やかに描かれています。
にこの同じ天井の下で吉宗公がご祈祷を受けたのではないか?
と考えると胸が震えます。
2つは、参進の儀
赤坂氷川神社の神前式は、まず参列者様全員が
御社殿に入ります。皆さまが、座っている
御社殿に向けて、雅楽の伶人を先頭に、神主
そして新郎新婦が、朱傘を掛けて頂きながら
参進します。
石の鳥居から、石畳を歩き、雅楽の音色を
聞きながら、門をくぐり、御本殿に
進む姿は、新郎新婦二人の出発を感じます。
3つは、御櫛預けの儀(みくしあずけのぎ)
赤坂氷川神社の神前式の式次第の中に、
オリジナルの神事があります。
古より「櫛」は女性の分身とされ特別な力が
宿っていると考えられてきました。
日本神話『古事記』の中で、八岐大蛇の生贄に
されそうになる奇稲田姫を素戔嗚尊が、
櫛に変えて、自分の髪に櫛を挿して戦い
見事に八岐大蛇を退治しました。
この「縁」により二柱の神様は、
目出度く夫婦の契りを結ばれました。
この神話に基づいて、赤坂氷川神社の神前式では、
式次第の中に、新婦様から、自分の分身として
「櫛」を新郎様に預ける儀を行います。
お二人のお誓いを神様ならびにご参列の皆様に
立てていただきます。
私の大好きな神事です。
赤坂氷川神社の神前式を御社殿にて
挙げた後は、御社殿前にて、
集合写真を撮影致します。
集合写真の後は、皆様とのスナップを楽しんだ後、会食披露宴会場への移動となります。
今日は、会食披露宴会場で人気の日本料理「赤坂浅田」さんをご紹介致します。
日本料理「赤坂浅田」は、
『萬治二年(1659)加賀藩中荷物御用
「浅田屋伊兵衛」創業
その後、慶應三年(1867)
旅人宿「浅田」』創業をルーツと
お聞きしております。
加賀藩のご用達の旅館から料理屋になった加賀料理のお店「赤坂浅田」さんです。
お土産にも、「参勤交代」当時を感じさせる名前「浅田の江戸三度」と厨房で仕上げた
お料理を瓶詰めとしてだしてられます。
赤坂浅田の加賀料理のこだわりは、その食材にあります。
海鮮も野菜もすべて、加賀、石川県産のものを使用されています。
もちろん、結婚式の会食披露宴には、
さらに、慶事のお料理として、
旬の食材を吟味して、慶びの心を
込めて丁寧に仕上げた一皿、
日本料理ならではの寿ぎにつながる、
お祝いにふさわしい品々を
出してくださいます。
これこそ、新郎新婦のまた両家からのご参加頂いた皆様へのおもてなしとなります。
入口の大きな暖簾をくぐったら、日本料理赤坂浅田のおもてなしが、はじまります