祝詞 稲荷大神秘文
これは、私の最も大切にして
いる祝詞になります。
「お稲荷さん」って、「狐」
さんじゃないの?と良く言われ
ますが、「狐」さんは、「稲荷」の
眷属(けんぞく:けらい)の一つ
で、狐=稲荷では、無いです。
稲荷さん、私は、国津神の代表
大国主大神と考えています。
これは、私の極端な考え方になります。
日本人は、農耕民族で、田畑を耕し、種を植え
苗を育て、田んぼを整備し、田植を行い、また
畑を耕し、ただ、田植をすると感じるのは、
人間は、田植までは出来るが、やはり、太陽のエネルギーを
頂き、地のエネルギーを頂き、雨が降り、虫が受粉をして、
風が害虫を祓い、、、川から水を引き、と
人間の力と大自然、神々、八百万の神々の力を頂かないと
お助け頂かないとやはり作物が育つことがなく、食糧が調達
できなかったのだと思います。
村の皆で、田植をしたら、その後は、やはりお稲荷さんを祀り
豊作を実り多きを願うのです。
いなりは、稲光、「稲妻」、とも言われます、大気中の成分は、
八割が窒素で残りが、酸素です。雷の放電は、大気中の窒素と酸素
に化学変化を起こさせて、窒素酸化物を作り、それが雨に溶けて、
地面に降ってきます。この窒素酸化物が丁度、天然の肥料になるのです。
肥えた土地になり作物がより豊作になるのです。
農業においては、豊作、商売においては、商売繁盛、人とのご縁
を頂ける様に願います。
稲荷大神秘文
夫神は 唯一にして御形なし 虚にして霊有
それかみは ゆいいつにしてみかたなし きょにしてれいあり
天地開闢て此方 国常立尊を拝し奉れば
あめつちひらけてこのかた くにとこたちのみことを はいしまつれば
天に次玉 地に次玉 人に次玉 豊受の神の流れを
てんにつくたま ちにつくたま ひとにやどるたま とようけのかみのながれを
宇賀之御魂命と 生出給ふ 永く神納成就 なさしめ給へば
うがのみたまのみことと なりいでたまふ ながくしんのうじょうじゅ なさしめたまへば
天に次玉 地に次玉 人に次玉 御末を請け信ずれば
てんにつくたま ちにつくたま ひとにやどるたま みすえをうけしんずれば
天狐 地狐 空狐 赤狐 白狐 稲荷の八霊
てんこ ちこ くうこ しゃくこ びゃっこ いなりのはちれい
五狐の神の 光の玉なれば 誰も信ずべし 心願を以って
ごこうのしんの ひかりのたまなれば だれもしんずべし しんがんをもって
空界蓮來 高空の玉 神狐の神 鏡位を改め 神宝をもって
くうかいれんらい こくうのたま やこうのしん きょういをあらため かんたからをもって
七曜九星 二十八宿 當目星 有程の星
しちようきゅうせい にじゅうはっしゅく とめぼし あるほどのほし
私を親しむ 家を守護し 年月日時 災無く
わたくしをしたしむ いえをしゅごし ねんげつじつじ わざわいなく
夜の守 日の守 大成哉 賢成哉
よのまもり ひのまもり おおいなるかな けんなるかな
稲荷秘文 慎み白す
いなりひもん つつしみもうす
是非、ともご自宅の神棚にて奉唱してください。