結婚式の祝詞を、奏上の中、いつも
この言葉、
子孫(うみのこ)の八十続きに
いたるまで、、、
「しそん」と読まず、「うみのこ」と
読むところに、何故か心の中に浸みる。
子孫が、末広がりに八形に、新郎新婦が、
父母となり、ずーっと子孫へ繋がって
行く姿を頭に想像するからか、
子、孫、その子、孫と、続くのは
、また、自分自身が、その一部で、
御先祖から、繋がっているのが、
嬉しく感じるのか、
また、いかしや桑枝のごとく、、
と祝詞が、続くと、桑の木の枝が、
どんどんと枝わかれして広がり
大きく伸びて、発展していくのを
感じるのです。
この子と孫の関係は、親と子の関係と
して考えてみると、易経の中では、
「風火家人」の中で、教えがある。
「父は父たり、子は子たり、兄は兄たり、
弟は弟たり、夫は夫たり、婦(つま)は
婦たり、しかして家道正し」
家庭が円満であるためには、親子、
兄弟、夫婦が、それぞれの持ち場を
守ることである。父は父らしく、
子は子らしく、兄は兄らしく、
弟は弟らしく、夫は夫らしく
妻は妻らしくあるのがよい。
全ての存在には区別役割がある。
父の役割、子の役割、
家族一人ひとりがその役割を
果たすことで、家が定まり調和する
との教え。
家族一人ひとりの役割は、どのよう
に作るのか?
私自身、結婚して21年、最近やっと
、本当にやっとあうんの呼吸が、
自分の役割が、わかり、日々の
生活において行動に移せるように
なった気が自分としては、している。
このような文章にかけるまでには、数々の
意思疎通の不一致、簡単に言うとケンカが、
あり、傷つけ、傷ついてきた、結果からか
もしれないが、相手が本当に必要な存在で
ある。
夫の役割、父の役割、については、
結婚生活21年、長男を授かり20年
振り返ってみると、反省ばかりと
言うか、何もしていなかった私を
妻や子が、我慢してきてくれた事を
感じる。
今後、20年でどうにかして、
挽回を図り、21年目には、再度
反省し、家族に、夫として、父として
少し認めて貰えるよう努力する。
祝詞の子孫の話、美しい言葉の
話から、易経、家族の役割の話
になり、話はそれたが、人生51年
目の自分自身の反省が出来、
良かった。