これも知っててと言うのは、日頃
ホテルでの父母講座において、
『顔合わせと結納』の講座を行うと
必ず、質問される。
三大質問項目を今日は、
書きたいと思います。
一連の結納の歴史や、現状の顔合わせの
話をした後に、、
で、先生、席の位置は、どうなります?
「これは、今回の席の内容と関係します。
『お顔合わせ結納』と昨今は、呼ばれて
いますが、それが、『お顔合わせ』の
意味が強いか、『結納』の意味が強い
かにより、席次とお食事代のお支払い
も変わりますよ。」
「え??」
『お顔合わせ』であれば、男性側が、
ホストとなり、下座に座ります。
『ご結納』であれば、男性側が、
上座、女性側が、ホストとなります。
そして、第二番目に多い、お支払いの
質問の件もこの席次と関係して、
基本的に、『お顔合わせ』であれば、
ホストとしての男性側がお支払いされ
『ご結納』であれば、基本的に、女性側
がお財布を開きます。このお財布を開き
ますと申しますのは、本来は、女性の自宅
で行ってきた結納の文化があり、女性側
がお財布を開き、支払いをしますが、
『結納』の品の中に、男性側から、
お食事代は、女性側に支払いされるように
なります。結納金と言う、小袖料・帯料は、
金宝包みに入ります。それと別に、
家内喜多留料=お酒代、松魚料=お食事代
として、男性側から女性側に渡されます。
また、お支払いは、最近、少し変わって
きましたのが、晩婚化と仲人無化です。
すなわち、二人が、縁で結婚式が
スタートしていることもあり。
しっかりと大人になった、新郎新婦が、二人で、共同で、
お食事代を全て、出されるケースが多くなっています。
最後に、三番目に多い、結納の服装に
なりますが、
男性側は、黒かダークなスーツが
多いです。 ネクタイは、明るい目の色
が良いと思います。
女性側は、まずご本人は、振袖をお召し
になる方が多いです。
お母様やご姉妹は、色留袖や訪問着を
お召しになられます。
が、基本的な服装になります。
ただ、右の写真の様に、洋食のレストラン
で御両家家族皆さんのお食事会兼顔合わせ
と言う形で、洋服の御両家もあります。
前回にもお伝えしました、「お顔合わせ結納」は、これから
親戚付き合いをスタートする御両家の大切な時間です。
心を開き、二人が得た素晴らしいご縁を、家と家のご縁
とするべく良い時間を作ってください。
それが、結婚式当日までの素晴らしい結婚式準備を
始めることのできることに繋がります。
おめでとうございます!