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(金沢・東山)
宇多須神社は養老二年(718)卯辰村字一本松に卯辰治田多聞天社として創建されました。
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浅野川の河辺から掘り出した古鏡に卯と辰の紋様があり、卯辰神を祀ったことが起こりとされています。
初代藩主利家没後、卯辰八幡宮を建立し、利家の神霊を祀って藩社としました。境内奥手には五代綱紀の病を平癒したとする「利常公酒湯の井戸」があります。
2月3日の節分祭は東の芸妓衆が踊りを奉納し福豆をまきにぎわいをみせる行事の一つです。
慶長四年(1599)藩祖前田利家公が薨去し、二代藩主利長公が金沢城の鬼門の方角(丑寅・東北)の現神社境内地に鬼門鎮座の神社として社殿を建てて利家公の神霊を祀り、卯辰八幡宮と称しました。
前田家の卯辰八幡宮崇敬はことのほか厚くご祈祷所として藩主夫人の安産祈願、お子様がたのお宮参り、病気平癒など、ことあるごとにお参りがありました。廃藩置県により卯辰八幡宮は明治十一年十月に卯辰八幡宮の旧社殿を改修・造営して、明治三十四年に宇多須神社と改称し、明治三十五年県社に昇格しました。
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